日本のお茶

グルメ情報サイト日本のお茶の深蒸し茶


日本茶〜深蒸し茶〜

深蒸し茶とは、煎茶を作る際の蒸しの工程を長くとったお茶で、渋みや苦みの少ないまろやかで甘みのあるお茶です。時間をかけて蒸した茶葉は柔らかく製造工程の中で砕けてしまうため撚りのかかった茶葉の中に粉が混ざっていて色も蒸し時間の長さに比例して黄色っぽくなります。そのため浅蒸し茶の鮮やかな緑でピンと撚りのかかったものとくらべると見た目はいまいちに見えるかもしれませんが、香りが良くまろやかなコクのある味で人気があり甘みのあるお茶が好きな人にはお勧めです。栄養の面でも蒸し時間を長くとることで茶葉の組織がボロボロになり、普通の煎茶には含まれないベータカロテンやビタミンE、クロロフィル類などの有効成分が出てくるため深蒸し茶を飲むとこれらの栄養素を取り入れることができ、悪玉コレステロールの低下、血行促進、抗酸化、免疫機能の改善、腸内環境を整えるなどの健康効果があります。深蒸し茶を淹れると深く濃い緑色のお茶の中に何か細かい浮遊物が見てとれると思います。じつはこれが有効成分なのです。また茶葉の組織がボロボロになって細胞のかけらがが渋み成分のカテキンとくっつきあうと渋みを感じにくくなり飲みやすいお茶になります。
一般的に上級の煎茶として煎茶道でももちいられているのは撚りがかかり濃い緑色で粉が少なく、黄みを帯びて透明な水色のお茶。しかし深蒸し茶は先にも挙げたように黄みがかった粉まじりの茶葉です。浅蒸し茶や普通蒸し茶を見慣れた人が見たら、安物の質の悪いお茶?と思われてしまうかもしれません。

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しかし淹れてみると深く濃い緑の水色に立ち上るまろやかで青臭さのない香り、甘みとこくがあり渋みの少ない味と魅力の多いお茶なのです。しかも深蒸し茶は淹れ方が比較的簡単です。

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まずは6グラム〜7グラム(スプーン山盛り2杯くらい)の茶葉を急須にいれます。それから一度、湯呑に注いで湯冷ましにかけたお湯(この時点でお湯の温度は80℃くらいにさがります)を急須に注いで約40秒蒸らし、湯呑に注ぎます。湯呑を湯冷ましの代わりにすることで、湯呑を温める手間も省けるので家で深蒸し茶を楽しむときはこの方法で楽に美味しいお茶を飲むことができます。

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深蒸し茶は浅蒸しや普通蒸しのお茶とくらべて蒸らし時間が短めです。そのため普段、浅蒸しや普通蒸しのお茶を飲んでいる人は蒸らし時間に気をつけないと濃くなってしまうことがあるので気をつけましょう。