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グルメ情報サイト日本のお茶の美作番茶


美作番茶〜宮本武蔵も愛飲したお茶〜

美作番茶は作州番茶または日干し番茶ともいい、古くから岡山県美作市付近で製造されてきました。

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その作り方が独特で、まずは一番茶を収穫した後の葉を8月の暑い日に枝ごと刈取り、鉄釜で蒸すようにして煮ます。

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煮ているうちに茎と葉が離れるので、そうなったら取り出してムシロに広げ、天日に干して乾燥させます。この時に煮汁を2〜3回かけることで色艶と味が良くなるのだそうです。

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葉と分離した茎は細かく切断して、ムシロに広げるときに葉に混ぜます。炎天下での作業は想像しただけでも大変そうです。こうして出来上がった茶葉は煮汁の茶渋が付着することで艶のある黒っぽい色になります。このお茶は剣豪・宮本武蔵も愛飲していたといわれており古くからこの地方で製造されていたことが分かります。味はまろやかで香ばしい香りがあり、カフェインが少ないので小さな子供さんからお年寄りまで安心して飲むことができるお茶です。香ばしい香りを活かすため出来上がった美作番茶を焙じて焙じ番茶にすることもあります。焙じることで香ばしさが増して苦みと酸味(美作番茶は少し発酵させて作るため若干酸味があります)が減り、さらに違った美味しさを味わうことができるのです。美作番茶をおいしく飲むには、薬缶で煮出すのがおすすめです。

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基本的には約2リットルの水に対して美作番茶を一掴み(15グラムくらい)入れ、7〜8分グラグラと煮出します。お好みで煮出す時間や茶葉の量をを加減して、濃さを調節しましょう。阿波番茶や碁石茶にも言えることですが、発酵茶は急須に熱湯を注いで淹れるとすっぱい痛んだような香りと味になってしまうことがあるため、急須で淹れるのにはあまり向かないようです。限られた地域で製造されている美作番茶ですが、最近では通信販売を利用すれば現地に行かなくても購入することができるようになりました。