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グルメ情報サイト日本のお茶の碁石茶


碁石茶〜黒い碁石のような酸っぱいお茶〜

碁石茶は高知県長岡郡大豊町で細々と作られている日本では珍しい発酵茶です。阿波番茶も発酵茶ですが、碁石茶は阿波番茶よりも製法が複雑で何より見た目のインパクトが大です。その見た目から碁石茶という名前になったというだけあって、碁石茶の見た目は黒い塊。碁石茶を知らない人は「お茶だよ」と言われなければなんだか分からないかもしれません。乳酸菌発酵させているため香りにも味にも独特な酸味があり、好き嫌いのわかれるお茶かもしれません。

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中国雲南省の少数民族が作る酸茶というお茶の製法が原理的には碁石茶と同じなため、碁石茶のルーツはミャンマー〜中国雲南省付近ではないかと考えられています。

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具体的な作り方は6〜7月ごろに育って大きくなった茶葉を摘み取り、それから蒸します。蒸した茶葉は床に積んだうえに筵をかぶせられ、この間に発酵が進みます。さらにその茶葉を桶に詰め込んで重石を乗せて再度発酵。ここまできたら完成まであと一歩。3cmほどに切ってから天日に干せば黒い碁石のような碁石茶の出来上がりです。厳密にいうと中国雲南省で作られているお茶は黒茶で、大雑把な製造工程は似ていますが、碁石茶とは少し製法が違います。

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数年前、乳酸菌が多く含まれているお茶としてテレビに取り上げられた碁石茶は、その健康効果によってとても人気になりました。

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この時は、少ない生産者の手で細々と生産されていたため生産が追い付かない事態になりました。現在では碁石茶生産組合ができ、生産量の増加を目指して生産者の方のさまざまな努力がおこなわれています。また近年では碁石茶に含まれる乳酸菌とカテキンを生かして石鹸などの製造もはじまりました。碁石石鹸の洗い上がりはしっとり系なのだそうです。地域の特産品としての碁石茶のPRは着実に進んでいます。碁石茶は珍しいお茶ですが通信販売でも購入可能です。